ドイツ蒸機追っかけツアー5【ハルツ狭軌鉄道4】
やっと少し日が差してきたんですが、今日中にフランクフルトへ帰るためにはそろそろ出発の時間です。先ほど本線を登って来た8904レはドライアンネンホーネで31分停車して15:36発、これに乗って山を降ります。この時も15:40発のブロッケン行き8937レ、15:33発のノルトハウゼン行き8929レと蒸機列車の交換で3本の線路が埋まりました。
帰りはバック運転で軽快に山を下って行きます。ヴェルニゲローデ市内まで降りてくると山のぐずついた天気とはうって変わった晴天、標高540mのドライアンネンホーネに比べヴェルニゲローデの標高は234mでその差306m、やはりこれだけ差があるとお天気も様変わりです。ちなみに終点ブロッケンは標高なんと1,125mです。
▲ 山を降りてくると、しばらくヴェルニゲローデの市街地を行きます。先頭の客車はオープンデッキ、帰りはバック運転なので罐の前面がよく見えました。(左)
終点のひとつ手前でブロッケン行きの最終列車と交換、この列車の最後尾にはドライアンネンホーネから先、ノルトハウゼンまでの最終列車となる単行の気動車がぶら下がってました。(右)
終着のヴェルニゲローデはあと1駅でもうすぐ、列車は大きく右にカーブしながら速度を落とし朝と同じ1番線に到着しました。
▲ 駅へ進入する時に機関区を見ていたら朝はいなかったDLの姿が見えました。隣の駅には工場らしき建物が見えたのでそこから回送されてきたのかもしれません。(左)
到着後、機回しをする牽引機の 99 7237-3 。ヴェルニゲローデは行止り駅で左奥の建物が駅舎。(右)
ヴェルニゲローデからは朝来たルートを戻ります。さすがに帰りはウトウト、心地よい疲れが眠気を誘います。
▲ ヴェルニゲローデから乗ったHEXの単行気動車。スマートなデザインはさすがヨーロッパという雰囲気。クランツァールでも似たようなデザインの気動車を見ましたからDBの閑散線区用気動車なんですかね。この車両、単行なのに片方の車端部分のクロスシート2ブロック分は1等車として透明アクリル板の壁で区分され、日本流に言えばキロハです。でもこのロザに座ってたのは日本人観光客の熟年ご夫妻のみでした。
ヒルデスハイムで夕食代わりのサンドイッチとビールを買ってICEに乗車、サンドイッチはもうひとつでしたが、缶ビールの方は美味しかったです。ドイツではどこで飲んでもビールがうまい!(単なる酒飲みだからなのかも(^^ゞ)。早起きだったうえに缶ビール2本が効いてフランクフルト中央駅までは爆睡、充実したツアー2日目が暮れました。
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